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セアカゴケグモ
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セアカゴケグモは、もともと日本に生息していなかった毒グモで、特定外来生物に指定されています。福岡県内では平成19年から確認されており、小郡市では平成29年9月に初めて確認されました。毒を持っているため、素手で捕まえたり巣に触れたりしないように注意してください。
セアカゴケグモの詳しい情報は、福岡県ホームページ(外部リンク)をご覧ください。
市内での確認状況年月 場所 確認数 平成29年9月6日 小郡市小郡 成体3匹
卵のう4個平成30年6月13日 小郡市三沢 成体1匹 令和2年11月6日 小郡市小郡 小郡駐屯地内 成体1匹 令和3年8月30日 小郡市小郡 小郡駐屯地内 幼体1匹 令和4年6月10日 小郡市大保区内 成体2匹 令和4年6月19日 小郡市大保区内 成体1匹 令和4年8月13日 小郡市小板井 成体10匹
幼体5匹
卵のう13個令和4年8月19日 小郡市小郡 成体1匹 令和4年8月21日 小郡市小郡 成体1匹 令和4年9月9日 小郡市寺福童 成体8匹
卵のう22個令和4年10月3日 小郡市小郡 成体3匹
幼体2匹
卵のう12個令和4年10月5日 小郡市寺福童 成体1匹 令和4年11月19日 小郡市上岩田 成体5匹 令和5年5月31日 小郡市小板井 成体1匹 令和5年6月1日 小郡市小郡 成体3匹
卵のう4個令和5年9月7日 小郡市寺福童 成体5匹
卵のう3個令和5年9月11日 小郡市福童 成体1匹 令和5年9月23日 小郡市大崎 成体2匹
卵のう5個令和5年9月29日 小郡市小板井 咬傷事故発生
成体11匹セアカゴケグモの咬傷事故が発生
令和5年9月29日、小郡市内の小学校で児童がセアカゴケグモに咬まれるという事案が発生しました。重症化にならずに済みましたが、セアカゴケグモは毒を持っているため、小さな子どもやお年寄り、アレルギー体質の人は、症状が重くなる恐れもありますので注意が必要です。
セアカゴケグモに注意してください
特徴
メス オス 大きさ 体長約1センチメートル 体長約0.5センチメートル 色 全体が黒色
背中と腹に赤い模様背中が灰色
腹に赤い模様注意する場所
物かげになる狭いところや温かい所に巣を作ります。
(例)プランター、エアコンの室外機、遊具のうらや側溝など咬まれないために
- 絶対に素手で触らないでください。
- 野外で作業するときは、長袖、長ズボン、靴下、手袋などを着用してください。
- 靴をはく前に中にクモが入っていないか確認してください。
咬まれたときの症状・対処法
【症状】- 咬まれたとき…針で刺されたような痛みがあります。
- 30~40分後…痛み、発熱、腫れ、発疹、発汗がみられることも。
- 重症化すると…まれに激しい筋肉痛、けいれん、寒気、吐き気があります。
【対処法】
傷口を温水や水でよく洗い流し、すぐに病院で医師の診察を受けてください。
小児や高齢者は症状が重くなる恐れがあるので、特に注意してください。
受診の際は、クモを殺虫スプレーなどで殺して持参すると、適切な治療につながります。駆除方法
- 市販の家庭用殺虫剤を噴霧するか、靴で踏みつぶすなどの方法で駆除してください。
- 卵のうを見つけた場合は、はしでつまんでビニール袋に入れ、殺虫スプレーをかけてから、燃えるごみに出してください。
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ヒアリ
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平成29年7月21日、特定外来生物であるヒアリが、福岡市で確認されました。
現在、小郡市では発見されていませんが、万が一ヒアリに似たアリを見かけた場合は、絶対に素手で触らないようにしてください。ヒアリ相談ダイヤルが開設されました
平成29年9月8日から、環境省が「ヒアリ相談ダイヤル」を開設しています。次のような場合は、ヒアリ相談ダイヤルをご利用ください。
- ヒアリのようなアリを見かけた
- ヒアリの特徴を知りたい
- ヒアリの発生地点を知りたい
- ヒアリの健康被害について知りたい
ヒアリ相談ダイヤル
0570-046-110
IP電話からは06-7634-7300
開設日 土曜日・日曜日・祝日を含む毎日(12月29日~1月3日を除く)
受付時間 午前9時~午後5時
※通話料は、発信者の負担となりますヒアリとは
ヒアリは、南米原産で、これまで国内には存在していなかった、危険な毒アリです。刺されると強い痛みを伴い、アレルギー症状がひどくなると、重症化することもあります。
ヒアリの特徴
大きさ 2.5mm~6.0mm 色 赤茶色でつやつやしている 形 腹部に2つのこぶ
お尻に毒針ヒアリの生態
- 草地など、開けた環境を好みます。
- 直径25~60cm、高さ15~50cmの大きなアリ塚を作ります(日本のアリは、大きなアリ塚を作りません)。
- 攻撃性が強く、棒などでアリ塚をつつくと、集団で出てきて襲いかかります。
ヒアリかな?と思ったら
ヒアリのようなアリを発見した場合は、自分で駆除せず、市生活環境課または北筑後保健福祉環境事務所へお知らせください。
ヒアリが集団でいる場合、むやみに駆除するとヒアリを拡散させてしまう恐れがあります。また、日本には在来のアリが270種以上おり、生態系の中で重要な役割を担っています。全てのアリを駆除してしまうことは、日本の生態系を壊すことにつながりかねず、ヒアリのような外来種のアリが定着しやすくなってしまいます。
※ただし、市では通常、宅内のアリやハチなどの害虫駆除は行っておりません。- 小郡市生活環境課 電話0942-72-2111 内線152
- 北筑後保健福祉環境事務所 電話0942-30-1052
アリに刺されたときは
ヒアリであれば、刺されたときに「熱い!」と感じるような激しい痛みがあります。毒への反応は人によって大きく異なりますが、かゆみ、膿、はれ、じんましんや、アナフィラキシー症状(呼吸困難、血圧低下、意識障害などの重度のアレルギー症状)などが現れることがあります。
ヒアリに刺されたときは、安静にする(20~30分程度)とともに、少しでも異常を感じる場合、急激に容体が変化する場合は、すぐに近くの病院を受診してください。受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシー(重度のアレルギー症状)の可能性があること」を伝えてください。ヒアリに関する情報
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ナガエツルノゲイトウ
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令和3年7月、ナガエツルノゲイトウが、大添ため池(上岩田・松崎)周辺、石原川での植生が確認されました。
大添ため池全般に繁茂している 大添ため池水門近く 石原川 ナガエツルノゲイトウとは
南米原産の多年草の水草で河川や池で大群生となり、水面をマット状に覆う。茎はちぎれやすく、節や根から活発に再生。拡散しやすい。水陸両生なので、畔や畑地にも侵入。強力な繁殖力を持つ特定外来生物で農業や環境への被害が報告されています。
★見分け方のポイント- 花茎が長い
- 1.5センチメートルの球形の白い花をつける
- 葉の先端がとがっている
- 柄がない葉が向い合せ2枚出ている
特定外来生物とは
外来生物法で指定された、生態系や農林水産業に被害を及ぼす海外起源の生物。栽培・移動は許可が必要。外来生物法では、栽培、保管、運搬、野外への放逐などの行為が禁止されています。違反した場合は、懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金(個人)、1億円以下の罰金(法人)が課せられます。
増えると次のような悪影響が出ます
- イネに覆いかぶさり収穫・品質を低下させる
- 水路や用水ポンプなど水利施設を詰まらせる
- 在来の水辺の植物の生育環境を奪う
やってはいけないこと
- ため池や川に移動させてはダメ
- 服、くつ、道具、タイヤなどに茎や根がついていたら分布が拡がるのでダメ
- 田んぼで見つけてもすきこんではダメ。耕耘すると爆発的に増えます
ナガエツルノゲイトウのような植物を見かけたら
除去作業を行わずに、下記連絡先にご連絡ください。
生活環境課環境係
農業振興課農村環境係
電話 72-2111
このページに関するお問い合わせ
小郡市役所 生活環境課 環境係
〒838-0198 小郡市小郡255番地1(南別館1階)
電話:0942-72-2111(代表) / ファクス:0942-72-2131
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