くらし

更新日: 2022年11月30日

アスベスト(石綿)対策について

アスベストとは

アスベストとは、天然に産出する繊維状の鉱物の総称のことです。耐熱、絶縁などの特性を持ち、住宅の断熱材などとして使用されていました。天然に存在することから、一般環境のあらゆる所に存在しています。
現在問題となっている石綿は、主に(1)クリソタイル(白石綿)、(2)クロシドライト(青石綿)、(3)アモサイト(茶石綿)の3つです。

アスベストは、90%以上が建材製品に使用されていました。その他、自動車のブレーキライニングなどのアスベスト工業製品に使用されていました。
具体的には、スレート材、ブレーキライニングやブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材、吸湿材などで使用されましたが、現在では、アスベストもしくはアスベストをその重量の0.1%を超えて含有する物の製造などが禁止されています。
アスベストは、そこにあること自体が直ちに問題なのではなく、飛び散ること、吸い込むことが問題となるため、労働安全衛生法や大気汚染防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律などで予防や飛散防止などが図られています。

吸い込んだアスベストは異物として痰の中に混ざり、体外に排出されますが、大量のアスベストを吸い込んだ場合や大きなアスベストは除去されずに肺の中に蓄積されます。
アスベストは丈夫で変化しにくいため、蓄積されたアスベストが肺の組織に刺さり15年~50年の潜伏期間を経て病気になる恐れがあります。
世界保健機構(WHO)の報告では、アスベストの繊維は、肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になるといわれ、肺がんを起こす可能性があることが知られています。

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