ワンヘルス
ワンヘルス(One Health)とは
「人の健康」「動物の健康」「環境の健全性」を一つの健康と捉え、守っていく考え方です。
「人の健康」「動物の健康」「環境の健全性」を一つの健康と捉え、守っていく考え方です。
新型コロナウイルスなど、人と動物双方に感染する感染症は「人獣共通感染症」と呼ばれており、いまや人の感染症の約60パーセントを占めると言われています。
人獣共通感染症の原因の一つとして、人口増加に伴う大規模な森林伐採、都市開発が挙げられ、人と動物の関係性が変化し、人間社会と触れ合う機会のない野生動物が持つ病原体と人が遭遇するきっかけを作ったとされています。こうした感染症に備えるには、ワンヘルスの考えに基づく取組が必要です。
福岡県では、令和2年12月に全国初となる「ワンヘルス推進基本条例」を制定し、ワンヘルスに関する「6つの基本方針」が示されました。
6つのポイントに関して、私たちの生活の視点で取り組めることを紹介します。
- 人獣共通感染症対策
人獣共通感染症の発生予防や、まん延防止に取り組もう
【取り組めること】- 手洗い、咳エチケットなどによる感染予防
- ペットの衛生管理や狂犬病の予防接種
- 薬剤耐性菌対策
薬剤を適正に使用しよう
【取り組めること】- 薬を決められた用量で用法を守って服用する
- 環境保護
地球上のあらゆる命が育まれる自然環境を守ろう
【取り組めること】- 節電・省エネに取り組む
- ごみのポイ捨てをしない
- 人と動物の共生社会づくり
ペットとのより良い関係のために、ペットを適正に管理しよう
【取り組めること】- ペットの予防接種や健康診断
- マイクロチップを活用してペットの迷子防止
- 健康づくり
ペットや自然とのふれあいを大事にしながら健康づくりをしよう
【取り組めること】- 犬と一緒に散歩する
- 森林浴でリフレッシュする
- 環境と人と動物のより良い関係づくり
健康を支える「安全・安心」な食のために、健全な農地や水、家畜の健康を保とう
【取り組めること】- 地元でとれた作物を食べる
- 食品ロスの削減
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「おごおりワンヘルス推進宣言」を表明しました
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令和5年6月1日、加地市長は「おごおりワンヘルス推進宣言」を表明しました。今後は、福岡県と連携協力し、人と動物の健康及び環境の健全性を守り、次世代へと継承していくため、ワンヘルスの推進に取り組んでいきます。
参考
このページに関するお問い合わせ
小郡市役所 生活環境課 環境係
〒838-0198 小郡市小郡255番地1(南別館1階)
電話:0942-72-2111(代表) / ファクス:0942-72-2131
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