地球温暖化対策
- 1
小郡市地域温暖化対策ビジョンについて
-
本ビジョン策定の目的、位置づけ
本市では、2011年2月に「小郡市地域省エネルギービジョン」を策定し、これまで地球温暖化に対する取組を進めてきました。今回、省エネビジョンの計画最終年である2020年度を迎え、この10年間で取り組んできた活動を振り返り、それを踏まえた次の10年間の活動指針として「小郡市地域温暖化対策ビジョン」を策定しました。
本ビジョンは、小郡市全域の省エネに関する取組の基本方針を定め、実効性の高い省エネ対策を市民・事業者に普及することを目的とした省エネビジョンの路線を継承しつつ、現在の時勢に合わせ、主軸を省エネから温室効果ガスの排出削減にシフトし、地球温暖化と気候変動に対して、より効果的な取組を実行・普及することを目的として策定するものです。数値目標及び目標年度
日本は、2015年に「2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で26%削減する」ことを国際的な約束草案として掲げました。本ビジョンの目標もこれに準拠し、2030年度の小郡市内のエネルギー起源CO₂排出量(※1)を2013年度比で26%以上削減することを目標とします。基準年度となる2013年度の小郡市地域のCO₂排出量は288,764t-CO₂(※2)ですので、2030年度にはこれを213,685t-CO₂以下に抑えなければなりません。
※1…エネルギー起源CO₂とは、化学燃料の燃焼で排出されるCO₂のこと。
※2…出典:地域E-CO₂ライブラリー(株式会社イー・コンザル)
目標
小郡市の2030年度のエネルギー起源CO₂を2013年度比で26%以上削減する中間目標の設定
目標年度までの期間が長期にわたることから、中間目標を設定し、2025年度に点検と見直しを行います。2013年度から2030年度までの17年間で26%削減する場合、基準年度比で毎年1.53%ずつ削減する必要があります。単純計算すると、2025年度時点には18%の削減が必要となるため、中間目標は2025年度のエネルギー起源CO₂排出量を2013年度比で18%以上削減するとします。
中間目標
小郡市の2025年度のエネルギー起源CO₂を2013年度比で18%以上削減する
小郡市地域温暖化対策ビジョン(PDF:4,360KB)
- 1
家庭における節電対策
-
夏季における機器別の電気使用割合
- 夏期のピーク時(午後2時頃)の在宅世帯における消費電力のうち、その約半分をエアコンが占めています。また、エアコン・冷蔵庫・照明器具・テレビの4つの機器で、消費電力の8割以上を占めています。
- 消費電力が多い電化製品は、なるべく平日の日中を避けて使用することで、ピーク時の使用電力を効果的に削減することができます。
冬季における機器別の電気使用割合
- 暖房にエアコンを使用される家庭における消費電力のうち、約3割をエアコンが占めています。また、エアコン・照明器具・冷蔵庫・テレビの4つの機器で、消費電力の約6割を占めています。このほか、冬期には電気カーペットや電気こたつなど、消費電力が大きい電化製品が使用されます。
- 家庭における冬期の消費電力は、午後7~9時ごろにピークを迎えます。消費電力が多い電化製品は、夕方以降、気をつけて使いましょう。
- 2
節電対策のメニュ-
-
夏の節電メニュー
エアコンの控え過ぎによる熱中症などに気をつけて、無理のない範囲で節電に取り組みましょう。
機器 電対策 削減率< エアコン 室温28℃を心がける。(設定温度を2℃上げた場合) 10% 「すだれ」「よしず」などで日差しを和らげる。
(エアコンの節電になります。)10% 無理のない範囲でエアコンを消して扇風機を使う。 50% 冷蔵庫 設定を「強」から「中」に変え、扉を開ける時間をなるべく減らし、食品を詰め込まないようにする。 2% 照明 日中は不要な照明を消す。 5% テレビ 省エネモードに設定するとともに画面の輝度を下げ、必要なとき以外は消す。(使用時間を2/3に減らした場合) 2% 温水洗浄便座 ・温水のオフ機能やタイマー節電機能を利用する。
・これらの機能が無ければコンセントからプラグを抜く。1%未満 ジャー炊飯器 早朝にタイマー機能で1日分まとめて炊いて、冷蔵庫や冷凍庫に保存する。 2% 待機電力 ・リモコンの電源ではなく、本体の主電源を切る。
・長時間使わない機器はコンセントからプラグを抜く。2% 電気ポット お湯はガスコンロで沸かし、ポットの電源は切る。 ― 洗濯機 容量の80%程度を目安にまとめ洗いをする。 ― パソコン ・日中、短時間であればノートパソコンの電源を抜いて使う。
・省電力設定を活用する。― 掃除機 紙パック式はこまめにパックを交換する。 ― ライフスタイル ・節電のための家事スケジュールをたてておく。
・旅行や外出も節電を行う。― 出典:平成27年5月 経済産業省「夏季の節電メニュー(ご家庭の皆様)」
冬の節電メニュー
無理のない範囲で節電に取り組みましょう。
機器 節電対策 削減率 エアコン 重ね着などをして、室温20℃を心がける。
(設定温度を2度下げた場合)7% 窓には厚手のカーテンを掛ける。 1% 照明 不要な照明を出来るだけ減らす。 4% テレビ 省エネモードに設定するとともに画面の輝度を下げ、必要なとき以外は消す。(使用時間を2/3に減らした場合) 2% 冷蔵庫 設定を「弱」に変え、扉を開ける時間をなるべく減らし、食品を詰め込まないようにする。 1% ジャー炊飯器 ・早朝にタイマー機能で1日分をまとめて炊く。
・保温機能は使用せずに、よく冷ましてから冷蔵庫に保存する。1% 温水洗浄便座
(暖房便座)・便座保温・温水の設定温度を下げる。
・不使用時はふたを閉める。1%未満 待機電力 ・リモコンではなく、本体の主電源を切る。
・使わない機器はプラグを抜いておく。1% 電気カーペット ・人のいる部分だけを温めるようにする。 ・設定温度を「中」または「弱」にするよう心がける。 ― 電気こたつ 上掛けなどを活用し、暖気を逃がさないようにする。 ― 電気ポット お湯はコンロで沸かし、ポットの電源は切る。 ― 洗濯機 容量の80%程度を目安にまとめ洗いをする。 ― パソコン 省電力設定を活用する。 ― 掃除機 夕方のピーク時はモップやホウキを使う。 ― ライフスタイル 夕方に電気製品の使用が重ならないよう、家事の段取りを組む。 ― 出典:平成27年10月 経済産業省「冬期の節電メニュー(ご家庭の皆様)」
- 3
エコ・オフィスおごおり
-
小郡市役所では、市関連の事務・事業に関し、温室効果ガス排出の削減を図るとともに、市が率先して省エネルギー化を推進することを目的に「エコ・オフィスおごおり(事務事業編)」を策定・実行しています。
エコ・オフィスおごおり(第5次計画)の目標
2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で40%削減する
≫ 「エコ・オフィスおごおり(第5次計画)」(PDF:945KB)実績報告
- 1
ゼロカーボンシティ宣言を表明しました
-
ゼロカーボンシティ宣言
本市では、市民・事業者・市が一体となって地球温暖化対策に取り組み、市内から排出される温室効果ガスを減らすことを目的に、2021年3月に「小郡市地域温暖化対策ビジョン」を策定し、取組を推進しています。
このたび市は、昨今の状況を踏まえ、2050年の脱炭素社会の実現に向けて、さらなる取組の強化を図るため、2050年二酸化炭素排出実質ゼロに取り組む「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。ゼロカーボンシティとは
環境省は、脱炭素社会に向けて、2050年に二酸化炭素(温室効果ガス)排出量を実質ゼロ※にすることを目指す旨を首長自らが、または地方自治体として公表した地方自治体を「ゼロカーボンシティ」としています。
※実質排出量ゼロ・・・二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と、森林などの吸収源による除去量との間の均衡を達成すること温暖化対策に関する経緯
1992年 地球サミットで気候変動枠組条約が策定
1997年 COP3で京都議定書が採択
1999年 日本が地球温暖化対策の推進に関する法律施行
2015年 COP21でパリ協定が採択
2016年 日本が地球温暖化対策計画を策定
2018年 IPCCが「1.5℃特別報告書を公表
2020年 日本が2050年カーボンニュートラルを宣言ゼロカーボンシティに向けた取組
市は、第6次総合振興計画における基本政策の一つとして、災害に強いまちづくりを進めるとともに、「2050年カーボンニュートラル」に向けた地球温暖化対策を推進しています。
具体的には、「エコ・オフィスおごおり」の取組をはじめ、公共施設での災害対応型太陽光発電システムの設置や照明のLED化、EV公用車の導入、また、市民への省エネ家電製品買換えやコンポスト購入のための助成、啓発のための各種教室の開催、その他、公用地の刈草の堆肥化やフードドライブなどに取り組んでいます。
- 1
小郡市省エネ家電製品買換え促進補助金
-
【事業終了】
本事業は、受付終了(令和6年1月12日)に伴い、終了しました。
市民の皆様におかれましては、引き続き、環境行政へのご協力をお願いします。省エネ家電への買換えに補助金を交付します
原料価格高騰に起因した電気・ガス等エネルギー価格の高騰により一般家庭の負担が増加していることを踏まえ、省エネ性能に優れた家電製品への買換えを促進するための補助金を交付します。
省エネ家電への買換え促進により、一般家庭への負担を軽減するとともに、地球温暖化対策への関心を高め、温室効果ガス排出量削減につなげていきます。小郡市省エネルギー家電製品買換え促進補助金案内チラシ(PDF:353KB)
補助金予算額
4,000万円(予算額が上限に達し次第、受付を終了します)
予算残額:21,940,000円(令和5年12月4日更新)
購入期間
令和5年4月1日〜令和5年12月31日
対象者
次のすべての要件を満たす人- 申請日時点で、小郡市に住民登録がある世帯主で、市税の滞納がないこと
- 補助対象商品を市内店舗(インターネットなど通販での購入不可)で購入し、自らが居住する住宅に設置すること
- 本人もしくは同一世帯員がこの制度に基づく補助を受けていないこと
- 市内の住居で使用している補助対象家電を買換えのためにリサイクル処分すること
対象家電(次の要件を満たすもの)
家電 省エネ基準達成率 冷蔵庫(冷凍庫) (目標年度2021年度)100%以上 エアコン (目標年度2027年度)90%以上 テレビ (目標年度2026年度)70%以上 - 購入前に購入予定の家電が補助対象機器かどうかを店舗または省エネ型製品情報サイトなどで必ず確認してください
- 省エネ基準達成率は購入する店舗、もしくは省エネ型製品情報サイト(外部リンク)でご確認ください
【参考】対象家電の製品一覧
エアコン(目標年度2027年度)(Excel:99KB)
テレビ(目標年度2026年度)(Excel:32KB)
電気冷蔵庫(目標年度2021年度)(Excel:105KB)
電気冷凍庫(目標年度2021年度)(Excel:24B)- 資源エネルギー庁の省エネ型製品情報サイトより
補助金額
本体購入額(税込)に応じて補助額が変わります。
合計15万円以上の購入 30,000円 合計10万円以上15万円未満の購入 20,000円 合計5万円以上10万円未満の購入 10,000円 - 機器の設置・運搬等にかかる費用は含みません
- 本体購入額の合計金額が50,000円未満の場合は補助対象外となります
- 買換えのみ対象です。新設や増設、中古品の購入は対象外です
提出書類
- 小郡市省エネルギー家電製品買換え促進補助金交付申請書(Word:26KB)・(PDF:109KB)
記入例(PDF:144KB) - 領収書などの写し(購入日、支払金額の内訳、製品名及び購入店舗を記載されたもの)
- 製造メーカーが発行する保証書の写し(型番、購入店舗、購入日、購入者の住所・氏名を記入したもの)
- 住民票の写し(続柄が記載された謄本。3か月以内に発行されたもの。市役所市民課、あすてらす、ふれあい館三国で発行、マイナンバーや本籍地は不要)
- 市民課で発行。詳細は証明書発行(内部リンク)をご覧ください
- 市税に滞納のない証明書(申請者本人のもの。3か月以内に発行されたもの。市役所収納課で発行)
- 納税証明書(内部リンク)をご覧ください 収納課で発行。詳細は
- 家電リサイクル券の写し(古い家電を指定引取場所で引き渡す際に発行されるもの)
- 申請書類チェックリスト(PDF:134KB)
- その他、必要に応じ書類の提出を求めることがあります
手続きの流れ
- 申請書を取得
- 対象商品を市内店舗で注文
- 対象商品を自宅に設置
- 古い製品を家電リサイクルで引き渡す
- 補助金交付申請書類一式を市へ郵送
- 市から補助金交付決定兼確定通知書(請求書同封)が届く
- 請求書を返信用封筒で市へ郵送
- 補助金受取り
申込方法
申込期間
令和5年6月1日〜令和6年1月12日(消印有効)
- 受付は先着順で、申請は1世帯につき1回のみです
- 申込期間内でも予算額の4,000万円に達した時点で受付を終了します
- 予算額を上回る申請があった場合は、予算額の上限に達した日の受付分の中から抽選で決定します
- 6月1日以降に投函してください。6月1日以前に届いた書類は、受付できません
注意事項
- 鉛筆や消せるボールペンは使用しないでください。
- 修正液や修正テープは使用しないでください。
- 申請書類を修正する場合は、訂正箇所に二重線を引き、訂正箇所付近にフルネームで訂正署名してください。
- よくある質問をQ&A(PDF:286KB)にまとめています
申込み・問合せ先
〒838-0198 小郡市小郡255-1
小郡市省エネ家電製品買換え購入事業補助金事務局(生活環境課内)
電話 0942-72-2111(内線154)
このページに関するお問い合わせ
小郡市役所 生活環境課 環境係
〒838-0198 小郡市小郡255番地1(南別館1階)
電話:0942-72-2111(代表) / ファクス:0942-72-2131
メール:メールでのお問い合わせはこちらから