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更新日: 2019年1月15日

旧松崎旅籠油屋 主屋一棟 座敷一棟(市指定建造物)

13_hatagoaburaya.jpg 13. 旧松崎旅籠油屋 主屋一棟 座敷一棟(市指定建造物)

 薩摩街道は、長崎街道山家宿(やまえしゅく)から別れて鹿児島に向かいます。街道を南下し、筑前国(ちくぜんのくに)から筑後国(ちくごのくに)に入った最初の宿場町が松崎宿です。
 小郡市指定建造物旅籠(はたご)油屋は、正式名称「旧松崎旅籠油屋 主屋(おもや)一棟 座敷(ざしき)一棟」といい、現存しているのは幕末に建てられたと考えられる大型の旅籠建築です。棟(むね)を分けた「主屋」と「座敷」から成り、主屋の2階には一般の旅人を、玄関を持ち3間続きの座敷には武士などの身分の高い客を泊めました。宿場内では本陣・脇本陣に次ぐ位置付けだったと考えられます。当時使用されていたお膳や看板なども残されており、江戸時代の旅籠の様子を偲ぶことができます。
 1991年には台風の被害を受け、取り壊しも検討されましたが、地元からの声の高まりを受けて保存されることになりました。近年は市民ボランティアも参加した土壁(つちかべ)の塗り替えや、主屋の修繕、座敷の解体復元なども行われ、地元住民を中心にその活用が図られています。

▼指定文化財を音声で案内します
(※音声データの著作権は小郡市教育委員会に帰属します)。

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English

13. Old Aburaya inn in Matsuzaki

 From the 18th to 19th centuries, Matsuzaki flourished as a stopover point along the main road from the south of Japan to Tokyo. The old Aburaya inn is the only inn remaining in Matsuzaki. Aburaya`s history dates back to the 18th century, the present building being constructed in the late 19th century. It consists of a large main structure and a small independent cottage. The main structure was used by most guests, and the cottage by samurai and other visitors from the higher social classes. As it was a superior inn, many famous historical people are said to have stayed here.

한글

13.구 마쓰자키여관 아부라야 오모야 한 동 자시키 한 동

 에도시대말에 세워졌다고 추정되는 아부라야는 대형 숙박 시설입니다. 당시 여인숙도시로서 번성하였던 마쯔자키쥬쿠라는 곳에 있었습니다. 오모야와 자시키가 있는데 오모야에는 일반 나그네가 묵었고 자시키에는 무사등 신분이 높은 손님이 묵었습니다. 보관되어 있던 식기와 간판을 통해 번성했던 당시의 모습을 상상할 수 있습니다. 최근에는 시민들도 협력하여 토벽과 자시키를 보수하고 유지하는 데 힘을 보태고있습니다.


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小郡市役所 文化財課 文化財係
〒838-0106 小郡市三沢5147番地3(小郡市埋蔵文化財調査センター内)
電話:0942-75-7555(直通) / ファクス:0942-75-2777
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