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更新日: 2019年1月15日

福岡県小郡若山遺跡土坑出土品(国指定重要文化財)

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3. 福岡県小郡若山遺跡土坑出土品(多鈕細文鏡2面、甕型弥生土器1点、弥生土器片1点)(国指定重要文化財)

 小郡若山遺跡は、小郡・大板井遺跡群に含まれ、弥生時代中期から後期の小郡地域の中心となる遺跡です。1993年の発掘調査で、住居跡などとともに、多鈕細文鏡(たちゅうさいもんきょう)と呼ばれる青銅鏡2面と甕型土器を埋めた小型の穴が発見されました。
 2面の鏡は、鏡面を合わせて水平に置き、その上から蓋をするように土器を被せていました。多鈕細文鏡はこれまでに全国で10数面見つかっていますが、一度に2面見つかったのはここだけです。2面の鏡は、大きさがそれぞれ15.3㎝と16.0㎝で、背面には本来紐を通すための鈕(ちゅう)が2つあります。鈕の周囲には円や格子、鋸歯文(きょしもん)などの幾何学文様が非常に細かく描かれています。この鏡は中国から朝鮮半島で作られたと考えられ、当時から非常に密な交流があったことが分かります。

 ▼指定文化財を音声で案内します(※音声データの著作権は小郡市教育委員会に帰属します。)

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English

3. Ancient objects excavated in Ogori-wakayama ruins

 Ogori-Wakayama ruins were inhabited from the 2nd century BC to the 3rd century. During the excavation in 1993, 2 bronze mirrors and a clay pot were found in a small pit. On the back surface of the mirrors are two loops for string, and around the loops are drawn minute geometric figures. Although more than 10 mirrors of the same type have been found in Japan, no other mirror has been found in a pair. These mirrors are thought to have been made in China or the Korean peninsula and suggest cultural exchanges in ancient times.

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3. 후쿠오카현 오고리 와카야마유적 토갱 출토품

 이 유적은 오이타이유적군 중의 하나로 야요이시대중기부터 후기의 오고리지역을 중심으로 하는 유적입니다.
 1993년의 발굴조사로 주거 흔적 등과 함께 다뉴세선문경 2점과 옹관 토기를 묻은 소형 구멍이 발견되었습니다. 지금까지 전국에서 10여점이 발견되었는데 한꺼번에 2점이 발견된 것은 이 곳뿐입니다. 거울의 지름은 각각 15,3cm와16cm입니다. 뒤쪽에 끈을 통과시키기 위한 꼭지가 2개있고 주위에는 굉장히 세밀하고 기하학적인 모양이 그려져있습니다. 이 거울은 중국이나 한반도에서 만들어졌다고 생각되며 이를 통해 매우 친밀한 교류가 있었던 것을 알 수 있습니다.


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小郡市役所 文化財課 文化財係
〒838-0106 小郡市三沢5147番地3(小郡市埋蔵文化財調査センター内)
電話:0942-75-7555(直通) / ファクス:0942-75-2777
メール:メールでのお問い合わせはこちらから

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