令和2年7月20日、交流人口の拡大と地域社会の発展を図ることを目的に、小郡市と久留米大学は包括連携協定を結びました。その協定のもと、令和3年度には企画展「むかしの学び舎〜江戸から明治の久留米・小郡の教育〜」を開催。令和4年度には企画展「「大原道の記」と150年前の小郡」を開催しました。

令和5年度は、久留米大学図書館が所蔵する「福岡縣下水害圖（ふくおかけんかすいがいず）」などを展示する企画展「水と共に〜小郡の水害とくらし〜」を開催します。

今年は、筑後川水系で発生した大きな水害から70年を迎える節目の年です。
70年目の昭和28（1953）年6月、筑後川本流で戦後最大の水害が起こりました。また、60年前の昭和38（1963）年には、支流の宝満川沿いで集中的な大雨が降り、当時の小郡町（現在の小郡市）で大きな被害が発生しました。
また、治水対策として、100年前の大正12（1923）年には、筑後川改修第三期計画を契機に、内務省の筑後川改修事務所が久留米市に設置されました。
本展示では、川とくらし、水害の記録、水害に立ち向かった人々の歴史を紹介します。