国は福岡県の緊急事態宣言を9月30日をもって解除することを決定しました。
　福岡県内の新規陽性者数は、8月18日に過去最多の1253人となりましたが、8月25日以降9月29日まで連続で前週の同じ曜日を下回り、改善傾向が見られます。
　小郡市では、7月下旬から新規陽性者が急増していました。8月は199人、9月は昨日（29日）までで102人、この2か月間を合わせると去年からの陽性者数の約5割にのぼる大変厳しい状況が続いていました。
　こうした中、不要不急の外出自粛や感染防止対策の徹底など、市民の皆さまのご理解とご協力のおかげもあり、沈静化してきました。
　一方、ワクチンの接種状況は、9月28日現在で、1回目74.6％、2回目61.0％と希望者への接種が着実に進んでいます。
　緊急事態宣言の解除を受けて、小郡市では、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、市施設の利用及び市主催イベントの開催について次のとおり決定しました。

市施設の利用・市主催イベントの開催について

• 市内公共施設の利用時間については、原則として通常どおりとします。
• 市主催イベント・講座等は、感染症対策を行い、原則再開します。

　現在発動中の福岡コロナ特別警報は解除基準を満たしていることから、緊急事態宣言の解除と同時に福岡コロナ警報へ移行されますが、感染のリバウンド（再拡大）を防ぐための取組は不可欠です。市民の皆さまには、引き続き、次のことについてご理解とご協力をお願いします。

市民の皆さまへのお願い

• マスク、手洗い、身体的距離の確保、「３密」回避などの基本的な感染対策の徹底をお願いします。
• 外出にあたっては、基本的な感染防止対策を徹底したうえで、目的地の感染状況、利用する施設の感染防止対策を確認して、混雑していない時間と場所を選び、少人数での行動をお願いします。
• ワクチン接種後もマスクを着用するなど、引き続き、感染防止対策をお願いします。

　みんなで支え合い、つながり、市民一体となって、感染を抑え込んでいきましょう。