食品ロス
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食品ロスの現状
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食品ロスは国際的な課題として認識されており、SDGs(持続可能な開発目標)に掲げられています。その中で「2030年度までに一人当たりの食料の廃棄を半減させる」とうたわれており、私たち一人ひとりが食品ロスの削減に取り組む必要があります。日本では、年間約522万トンの食品ロスが発生しています。国民一人当たりに換算すると、毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てていることになります。
食品ロスは、お店や工場で発生するものと家庭で発生するものに分かれます。家庭で発生するものは年間約247万トンとなっており、食品ロスの約半分が家庭から発生していることになります。好き嫌い・作り過ぎによる食べ残し、期限切れによる直接廃棄、皮などの剥き過ぎなどにより大量の食品ロスが発生しています。
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食品ロスをなくすための取組
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一人ひとりが少しずつ食品ロスを減らしていくことで、全体として大きな削減につながります。身近なことから取り組めることを紹介します。
食品を買い過ぎない
- 買い物前に冷蔵庫などにある食材を確認する。
- 食べられる量、使う分だけを購入する。
- すぐ使うものを買うときは、商品棚の手前から取る「てまえどり」を心がける。
食品を上手に使う
- 食べられる量を作る(作り過ぎない)。
- 食品や食材の正しい保存方法を確認する。
- 傷みやすい食品などは、冷凍や乾燥などの下処理をして小分け保存する。
- 残った料理を活用したアレンジレシピにチャレンジする。
※「消費者庁のキッチン」では、クックパッド(外部リンク)で役立ちレシピを紹介しています
3010(さんまるいちまる)運動に取組む
懇親会など大人数での宴会時は、料理が残りやすい傾向があります。宴会時の食べ残しを減らす「3010運動」に取り組み、食べ残しを減らしましょう。
- 食べられる量を注文する(注文し過ぎない)。
- 乾杯後30分間は席について料理を楽しむ。
- 宴会終了後10分前は席に戻って、もう一度料理を楽しむ。
- 食べきれないはお店に確認して持ち帰る。
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「食べもの余らせん隊」登録店を募集しています!
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県は、食べ残しや販売期限切れなどで食べられるのに捨てられる「食品ロス」を減らすため、食品ロス削減に取り組む飲食店などを募集しています。登録店には、ステッカーなどを配付し、福岡県食品ロス削減県民運動協力店「食べもの余らせん隊」として県ホームページなどで紹介します。
また、食べもの余らせん隊は、フードシェアリングサービス「TABETE」と連携しています。「TABETE」とは
【チラシ】 【福岡県ホームページ】
まだ「安全に」「おいしく」食べられるのに、お弁当やパン、惣菜などが賞味期限の関係で捨てられてしまう現状があります。「TABETE」は、そんな食べ物をアプリ上に割引価格で掲載し、近所の人が購入する食品ロス削減サービスで、市内外問わず使用できます。
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フードドライブ
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フードドライブへのご協力ありがとうございました
令和6年10月20日~25日まで、生活環境課で実施したフードドライブにご協力いただき、ありがとうございました。皆さんのご協力により、たくさんの食品が集まりました。(総重量:71.77Kg)
寄附いただいた食品は、11月1日に「フードバンク小郡(NPO法人あーすちゃれんじゃー)」に持ち込み、今後、食の支援を必要とする方々にお届けされます。
次回は、令和7年1月に実施します。今後とも、まだ食べられるのに捨てられている食品ロスの削減にご協力をお願いします。
フードドライブにご協力ください
市は、食品ロスを減らす取組みとして、フードドライブを実施します。
賞味期限まで日数があるのに、家庭で食べきれない食品があれば、市へご提供ください。
集まった食品は、フードバンク小郡を通して必要としている人や団体に届けられます。
食品ロスは、資源の無駄遣いだけでなく、焼却処理に伴う二酸化炭素の排出や焼却後の灰の埋立など環境への負荷につながります。環境への負荷の低減のためにも、食品ロスへの取組みにご協力ください。市は、「人の健康」「動物の健康」「環境の健全性」を一つの健康と捉え、守っていく「ワンヘルス」の取組みを推進しています。
詳しくは、ワンヘルス推進宣言を表明しました(内部リンク)をご覧ください。フードドライブとは
家庭で使い切れない未開封の食品を取りまとめて、フードバンクなどを通じて食品を必要としている人に提供する活動です。日時
- 令和6年10月20日(日曜日)/午前10時~午後3時
- 令和6年10月21日(月曜日)〜25日(金曜日)/午前8時30分〜午後5時
会場
- 総合保健福祉センターあすてらす(あすてらすフェスタ内で実施)
- 生活環境課(南別館1階)
受け付けできる食品
- 未使用・未開封のもの
- 食品表示があるもの
- 賞味期限が1か月以上あるもの
- 常温保存が可能なもの
(例)お米・小麦粉・乾麺、レトルト食品・インスタント食品、調味料・食用油・のり・ふりかけ、缶詰・ビン詰、菓子類・粉ミルク・離乳食、飲料(ジュース・お茶・コーヒーなど)
受け付けできない食品
生鮮食料品、アルコール飲料、冷蔵・冷凍食品、食品表示・賞味期限の記載がないもの
市内のフードドライブ実施情報
市内では、次の店舗でフードドライブ活動が行われています。
場所 開催日 イオン小郡(大保110) 毎月第2月曜日〜第3日曜日 マックスバリュ小郡七夕通り店(小板井102-1) 「フードバンク」とは
フードバンクとは、食品を取り扱う企業や農業生産者等から、製造・流通過程などで出る余剰食品や規格外商品、販売店舗で売れ残った賞味期限・消費期限内の食品など、安全上は問題がなく、まだ十分食べられるにも関わらず廃棄されている食品(いわゆる「食品ロス」)の寄附を受け、無償で必要な人や団体に提供する活動をいいます。
フードバンク活動は、食品ロスを削減するだけでなく、食品を必要とする方々の支援にもつながる社会的に大変意義のある活動です。
【市内で活動しているフードバンク団体】
本市では、次の団体がフードバンク活動に取り組んでいます。食品の提供や寄附金などの支援をご検討いただく際は、団体に直接お問い合わせください。
<フードバンク小郡>- 職員が常駐していないため、食品の持込みなどは事前にご連絡ください
電話:090‐5471‐6564
運営:特定非営利活動法人(NPO法人) あーすちゃれんじゃー
NPO法人 あーすちゃれんじゃーインスタグラム(外部リンク)
このページに関するお問い合わせ
小郡市役所 生活環境課 リサイクル推進係
〒838-0198 小郡市小郡255番地1(南別館1階)
電話:0942-72-2111(代表) / ファクス:0942-72-2131
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