この度、鳥栖タオル帽子の会が佐賀県の「第3回佐賀さいこう表彰(がん対策部門)」を受賞され、代表で本市在住の豊増三枝子さんが受賞報告に来てくれました。
鳥栖タオルの会は、抗がん剤で頭髪に悩む患者さんのためにタオル地で作ったタオル帽子を届ける活動をされていて、豊増さんは、お母様をがんで亡くしたことから「がん患者のために何かしたい!」という想いで約8年前に始めました。
最初は数名でしたが、想いに賛同してくれる人が増え、今では約20名の方々が月に1度みんなで集まり、患者さんの笑顔を想いながら帽子を作成しているそうです。
帽子は久留米大学病院や九州がんセンターなどへ届けられており、患者さんからのお手紙が活動の励みになっていると話してくれました。
さらに、豊増さんは東京オリンピックの聖火ランナーにも選ばれています。オリンピックは1年延期になってしまいましたが、豊増さんは「1年楽しみが延びた!」と思ったそうで、とても明るく活動的なお人柄を感じられました。
豊増さんは、がん予防推進員としてがんサロンや啓発活動などもされていて、本市でも活動の輪が広がっていけるよう応援していきたいです。