凌雲の志を地元で感じました

 徳川慶喜奥詰め医師で、日本で最初の赤十字活動を行った高松凌雲先生の生誕地、御原地区で23日生誕祭がまち協主催で行われました。
 御原コミセンには、凌雲先生の写真が飾られた祭壇が作られ、御原小学校児童が献茶、そして献花が行われました。
 凌雲先生の顕彰活動を、生誕地の地元で行われることは意義深いと思います。
 生誕祭では、凌雲先生の生涯についての講話があり、庄屋の高松家では、書物で学ぶことができる環境だったこと、また当時の御原地区が、宿場町松崎とともに大変栄えていたことも当時の町並みの地図で紹介されていました。
 ことしは明治維新150年でしたが、実は、その裏では、凌雲先生が敵味方なく兵士を助けた函館戦争がありました。来年は、凌雲先生の兄・古屋作左衛門が箱館戦争で亡くなった、没後150年という年になります。「西郷どん」から見た歴史、また高松凌雲や古屋作左衛門から見た歴史からも学びたいです。

高松凌雲先生の生誕際