8月26日(日)「地域で互いに助け合う」防災に頼もしい仲間

 小郡市防災リーダー認定講習会が26日、あすてらすで行われました。
 これまで6回の講座で防災リーダー182人を認定し、それぞれ地域の防災活動にご活躍いただいています。
 今回で7回目となる講習会には、21人の方が参加してくれました。
 大きな災害では、7月の豪雨災害でも痛感しましたが、行政が担う「公助」の力だけでは、地域すみずみまで、危険性や避難のお知らせをすること、そして、救助救援は限界があります。
 阪神・淡路大震災での生き埋め現場での救出・救助の担い手は、自助、共助、公助は、7対2対1となっており、自力や家族、友人や隣人に救われたという方がほとんどでした。
 地域の防災力の向上のために、自主防災組織の活動強化を進めており、とくに、災害に対する正しい知識や技能を習得した防災リーダーの積極的な活動が大変重要です。
 2日間にわたって行われる講習会1日目の今回は、防災士会によるクイズ形式の災害時判断のグループ討論や、福岡管区気象台から台風や大雨についての情報提供、三井消防署による救命講習が行われ、9月2日に行われる2日目の講習を受けることで認定証を交付させていただくことになります。
 自分の行政区を見たら、防災リーダーがいなかったので、参加したという方もいらっしゃいました。本当にありがたいことです。
 まず、「自分の命は自分で守る」、そして、「地域で互いに助け合う」、行政もしっかりと行うべき対策をとっていきます!