7月14日(火)がんばれ!大クス

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 市民に親しまれてきた市指定天然記念物「天忍穂耳神社境内大クス」が、2年前の8月落雷で大きな被害を受けました。

 
 落雷で焼かれた樹皮の内側が空洞になり、栄養素が根から枝葉に届かなくなっており、枯れ枝が広がっていました。
  周辺に大きな被害を及ぼす心配があり、15日から大規模な剪定作業を行います。
 
 この剪定により、根から取り入れる栄養素を、幹や生きている枝葉に集中して供給することで、樹勢の回復にもつながることが期待されます。
 
 市では、かつて県指定天然記念物「佐ノ古大神宮のイチイガシ」を落雷被害によって失ったこともあり、そのようなことにならないように、今後の治療の大事な作業として期待しています。