
小郡市から小郡三井医師会に対して、医療用の空気清浄機を無償貸与しました。
新型コロナウイルス感染拡大期には、感染の症状がご心配な市民から帰国者・接触者相談センターへ連絡しても、なかなか電話がつながらない、つながっても自宅待機の指示に不安との声が多く寄せられました。
そうした中で、小郡三井医師会に依頼したところ、かかりつけ医が積極的に名乗りを上げていただき、市民からの相談電話を受けていただいています。
感染拡大期には、多くのみなさんが、感染を心配して受診控えが広がりました。
患者も、医師も感染リスクを抱えなければなりません。
そこで、島田医師会長とご相談し、市内篤志家からのご寄附金を活用させていただき、医療用の空気清浄機を市で購入し、各医療機関に無償貸与することにしたものです。
空気を出すものと吸い込むものがセットになって2つのパネルを向き合うように設置します。
吸い込む側にはウイルスを捉えるフィルターがついていて、これにより、治療する環境で安全・安心を確保できます。
この空気清浄機は、医療機関からの注文が昨年の10倍以上ということで、第2波・第3波、インフルエンザと新型コロナウイルスが同時に広がる秋以降には、必ず力を発揮すると思います。