小郡市を含む久留米市・うきは市・大刀洗町・大木町の3市2町で組合を作る久留米消防本部と、大川市消防本部が統合することになり、26日久留米市の筑後地域消防指令センターで調印式が行われました。
4市2町はシティプロモーションなどさまざまな分野で協力してきており、消防も2010年度から統合を検討してきました。
今回の統合により、初動体制の強化、2次出動などの補充体制の充実、特殊車両や高度な資機材などの計画的な整備の充実に、大きなメリットがあります。
統合にあたっては、分担するそれぞれの自治体の負担を、これまで人口割60%、面積割10%、署所数割6%、本部割6%、基礎財政需要額割14%だったのを、 基準財政需要額割50%、そして災害件数割50%(火災件数25%、救急件数25%)という受益者負担の考えを導入しました。
火災や救急の件数を減らしていく動機付けにつながるという発展的な考え方は全国でも珍しい取り組みです。
4市2町自治体の長の信頼関係により、今回の統合がうまくできたことから、エリア全体で連携して、安全・安心のまちづくりを進めていきたいです。