小郡市の市指定有形文化財「平田家住宅」の座敷棟で、先日、建設年代が1866(慶応2)年であることを示す墨書が、玄関部分の壁板から見つかりました。座敷棟は、主屋と同じ1879(明治12)年の建設と推定されていたが、10年以上さかのぼることがわかりました。
そんな平田家住宅の数奇屋で、9日に「日本文化に触れる講座」が行われました。
佐藤僖良子装道礼法きもの学院院長の佐藤僖良子先生が、「国際交流の時代であればこそ、日本文化の理解が大切」と話されました。その中で、招かれたときの着物にも、色柄・素材・帯などで、相手に対する思いを表現されていることを紹介されていました。
平田家住宅が、今後も、地域の日本文化の発信拠点として活用されることに期待したいです。