
令和2年中の火災・救急・救助の概況が25日発表されました。
小郡市での火災の発生件数は9件で、前年より8件減。
救急は2,256件で前年より144件減となっています。
久留米広域消防本部の管内でも、火災は平成21年の久留米広域消防本部の発足以降最少、救急ははじめての減少となりました。
減少の要因は、①マスクの着用や手洗い習慣が定着し、病気にかかるリスクが減少したこと②外出機会が減り、交通事故などが減少したこと③病院内の感染リスクを避けるために、救急要請を控えたという心理が働いたことと分析されています。
しかし、久留米広域消防本部管内全体での救助件数は、令和2年7月豪雨などの自然災害により前年の235件よりも70件増加となっています。
コロナ禍において、気をつければできることの可能性として、この傾向はしっかりと記憶しておきたいです。