8月4日(日)日本三大合戦から660年、慰霊と歴史の継承

 南北朝時代の最大の合戦であり、日本三大合戦にも数えられる大原合戦(大保原合戦)から660年、4日記念式典が行われました。

 

 戦記文学『太平記』に描かれていることで時代の様子が想像される大原合戦は、1359年の8月6日、筑後川沿岸から大保原を主戦場に、後醍醐天皇の懐良親王を担ぐ菊池武光の南朝・征西府軍が、北朝・少弐頼尚軍を破りました。

 


 まず、合戦の慰霊碑がある史跡高卒都婆で、48回目となる慰霊祭が営まれ、その後、陸上自衛隊小郡駐屯地の全面的な協力で、小郡市剣道連盟や小郡市空手道連盟の拳心会による武道演武、自衛隊の格闘展示が行われました。


 午後からは、東町公園大原合戦記念碑で第1部の式典、そして、小郡文化会館大ホールで第2部の式典が行われました。式典では、高卒都婆保存会、隊友会、福童将軍藤保存会に、これまでの顕彰活動への感謝状を贈りました。
 記念講演として、黒木町出身の直木賞作家・安部龍太郎先生をお迎えし、南北朝という時代が生まれた背景を、独自の視点で解説して下さいました。

 


 東京からは全国菊池の会の会長さん、副会長さん、熊本から菊池神社の宮司さん、菊池市の江頭市長、八女市の三田村市長、うきは市の高木市長、大刀洗町の安丸町長、たくさんの大原合戦ゆかりの方々をお迎えにすることができ、わが町の歴史の重みをあらためて感じた一日となりました。

 

 実行委員の皆さん、応援して下さった皆さんに、深く感謝をいたします。

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