8月27日(月)久留米広域市町村圏って?

 平成30年度第2回久留米広域市町村圏組合議会が27日、久留米市内で行われました。
 これは、久留米市・うきは市・大川市・大刀洗町・大木町、そして小郡市の4市2町の久留米広域市町村圏で、さまざまな事業に取り組むための組合議会です。
 久留米広域圏では、小児救急医療支援事業やふるさと振興事業、また、来年度から大川市も加わる広域消防について、協議を進めているところです。
 国は、財政上の制約などから、市町村の合併を進めて、効率的な地方行政をはかってきました。今後は、中心的な都市とその周辺自治体で、公共施設やサービスを広域的にカバーするような「圏域」を単位にした地方行政のあり方を進める考えを示しています。
 2040年には人口減で自治体の半分が消滅するという衝撃的なレポートが注目を集めましたが、現実的にはこのような国の施策として、目の前に表れてきます。
 基礎自治体での取り組みと、広域圏での取り組みを冷静に判断していくことが大切だと思います。