8月22日(水)ようこそ小郡へ

 小郡ロータリークラブが実施している交換留学の事業により、小郡市に来られたペドロさんとベロニカさんが市役所にいらっしゃいました。また、一緒にこの夏までイタリアに留学していた泉さんもいらっしゃいました。小郡ロータリークラブの交換留学は2年~3年のスパンで実施されており、既に10回以上取り組まれているとのことです。
 ブラジルから留学されたペドロさんは、もともとご自身のルーツが日本にあることから、日本に興味を抱き、日本へ行きたいと思われたとのこと。今回1年間の留学中に、日本語を勉強したいとのことで、さらにできることはいろいろやっていきたいと語ってくれました。
 イタリアから留学されたベロニカさんは、日本のアニメや漫画から、日本の文化を好きになり、日本への留学を希望したとのこと。同じく1年間の留学中に、日本の文化について学びたい、できるかぎりなんでもやってみたいとお話しされました。
 そして、この夏に1年間のイタリア留学を終え、日本に戻ってこられた泉さんは、帰国して小郡高校を卒業され、現在は受験勉強中。留学の感想を尋ねると、イタリアでの人のあたたかさ、仕事ですら楽しみ、人生を楽しむというライフスタイルに感銘を受けたとのこと。大学ではイタリア語を勉強し、将来はイタリア語を話せる客室乗務員になりたいと希望を語ってくれました。ちなみに、今日、私がベロニカさんとお話しする際の通訳は泉さんにしていただきました。
 ペドロさんは筑陽学園高校に、ベロニカさんは小郡高校に、小郡から通学されます。おふたりにとっては、日本イコール小郡ということになります。小郡でたくさんの素晴らしい経験、思い出を手に入れてほしいと思いました。