8月16日(木)SNSの情報拡散とその危険性

 6月29日(金)早朝から雷を伴った非常に激しい雨のため、西鉄天神大牟田線の西鉄小郡駅から西鉄久留米駅までの区間で約5時間の運転見合わせが発生しました。
 そのときに、「味坂駅福岡方面の宝満川築堤(ちくてい)が崩れているため、運転を見合わせています」と駅のアナウンスが流されました。これを聞いた利用者が、宝満川の堤防が決壊していると理解し、スマホによる情報拡散が起こりました。
 市役所には問い合わせの電話が殺到し、また消防署にも問い合わせが入り、現場に急行する事態となりました。
 この件について、西鉄鉄道事業本部から説明と、混乱のおわびに16日、来庁されました。
 説明によりますと、築堤と呼ばれる鉄道レールを支える土台の部分が崩れたため、運転見合わせが起きたが、宝満川築堤といったために、誤解を与えてしまったものであることがわかり、その状況をHPにも掲載したことの報告を受けました。
 SNSの拡散力に注目し、今後も災害発生の情報などは、正確さ、表現などの注意も必要で、情報交換をしていくことを確認しました。