令和元年度社会を明るくする運動推進委員会総会が、4日市役所で行われました。
社会を明るくする運動は、犯罪や非行を防止し、罪を犯した人たちの更生について理解を深め、力を合わせて犯罪のない地域社会を築こうという活動です。
取り締まりを強化して、罪を犯した人を処罰することも必要なことですが、しかし、立ち直ろうと決意した人を社会で受け入れていくことや、犯罪や非行をする人を生み出さない家庭や地域づくりをすることも大切なことです。
保護司のみなさんは、保護観察などで、立ち直りを決意した人に寄り添う活動をボランティアでされています。
こうした活動にも、私たちは理解を広げ、リスタートできる社会を作り出さないといけません。
さて、総会のあとの講話で、小郡・大刀洗地区防犯協会の牟田浩文小郡警察署生活安全課長は、社会を明るくする運動は、社会の健康管理と同じで、警察は外科医、自治体は漢方医、様々なデータは健康診断結果で、それを参考にしながら、病気になりにくい体質=犯罪・非行が起きにくい社会をつくることですとお話しをしてくれました。
そのデータをみると、刑法犯認知件数は県下的に減少傾向、ことし4月現在小郡署は前年同期比で-51件、-38.3%です。この減少 傾向に気を緩めてはいけないと警告されていました。