6月27日(水)協働事業の意味をあらためて考えました

 27日、市民提案型協働事業の二次審査が市役所で行われ、オブザーバーとして参加しました。
 協働事業補助金とスタート応援補助金を申請したそれぞれ3団体、計6団体にプレゼンテーションで、事業の意義をアピールしてもらいました。
 地域での高齢者や子どもの居場所づくり、森の再生事業、手芸による高齢者の生きがいづくりなど、それぞれの地域課題に取り組む熱い思いをうかがい、頼もしく思いました。
 そのうちのひとつに、障がいを持つ子どもの家族交流や子育ての親へのハンドブック制作の企画では、当事者である家族の声を受け止めることが、行政としてなかなかうまくいかない中で、その間に入り、協働事業として、孤立することがないように場の提供や情報共有をしていく取り組みは、まさに、この事業の考えを取られたものといえます。
 審査員による結果は来月発表される予定ですが、「協働」の意味をあらためて考え、多様な住民サービス需要に、行政ができないときのパートナー探しを、積極的にすることが必要であるとあらためて思いました。