6月2日(日)トークンエコノミーが地方を変える!

 G20福岡財務大臣・中央銀行総裁会議関連イベントとして、「地方創生トークンサミット2019」が福岡市で開催され、ご案内をいただき参加しました。


 多様な住民ニーズや地域課題に対して、従来の国や自治体の発想による助成金・補助金では、新しい発想による事業展開を考える地域起業家に結びつかないという課題が指摘されています。


 そうした中で、地域事業家の活動を支えるために、コミュニティコインを活用し、法定通貨ではできないような地域経済循環をスピード感を持って作り出そうという取り組みが始まってます。

 さらに、インターネット上で証券を小口化させることで資金調達の新たなスキームをつくるSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)も注目される動きです。


 福津市の松田副市長による招待講演があり、持続可能なまちづくりのために、地域人材を育てる社会的包摂と環境保全、これにマネー循環を域内になるべくとどめる経済を組み合せる必要性を強調されていました。

 朝倉市や平戸市、石川県白山市、宮城県石巻市から、地域活動とトークンエコノミーの可能性についての報告が行われました。


 さらにパネルディスカッションで、これから地方創生とトークンエコノミーについて意見交換が行われ、将来の大いなる可能性を感じるイベントとなりました。

 

 トークンには、感謝、応援や共感といった思いの見える形での流動性を持つのが特徴であることは勉強になりました。
 小郡市でもこうした動きもしっかり見据えておかないといけないと思いました。
 


※トークンとは何か価値あるものと交換できる引換券でのことで、通販サイトで得るポイントやコンビニの買物でたまるポイント、飲食店のスタンプカードもトークンの一種で、お金の代わりに、サービスや商品を受け取ることができるものです。