5月29日（金）豪雨災害対策にダム活用本格化へ

　近年続く豪雨災害に対応するために、ダムの活用の検討が本格化されています。

　気象庁の全球モデルなどを使った予測降雨量をもとに、河川の氾濫などの被害が出る恐れがあるときに、事前にダムから放水をして水位を下げておくためのガイドラインが策定されようとしています。

　雨の予測が正確にできれば、効果が期待できますが、もし予測が外れて、雨が降らなくなってしまったときの水利の補償ができるのか？という点が課題となってきます。

　現在、渇水と洪水が同時に当たり前のように起きる気象状況であります。

　この激しい変化に対応できるためにも、どこまで予測データに頼れるのかを判断しなければなりません。