5月24日(木)音楽の力はすごい!

 おごおり思春期教育懇話会が、24日、あすてらすで開催されました。 
 教育懇話会は、松隈産婦人科クリニックの松隈孝則先生ら有志が主催され、国のエイズ教育推進地域指定事業後の市教委や医師会とのネットワークを継続しようと毎年開催しているものです。 
 今回は、福岡市のC&S音楽学院の毛利直之学院長が「子どもたちからのSOS」と題して、ご講演されました。学院は、音楽のプロを目指したプログラムを行い、また、高校卒業の資格をとれるという音楽専門学校です。 
 開校と同時に集まったのは、音楽のプロを目指すという子ではなく、学校に行けなかったお子さんやヤンキーといわれる元気ものばかりだったといいます。 
 しかし、こうした子どもたちが、音楽により自己表現を身に着け、強い感受性や個性が音楽では武器になり、そして、音楽で自尊感情を高めていく、音楽で元気になっていく姿に毛利学院長も驚いたそうです。 
 卒業生には、さまざまなところで活躍している手嶌葵さんや、レコード大賞や日本有線大賞で新人賞を受賞したNOBUさんなど、音楽界で活躍をされる方や、短大や大学を経て、さまざまな希望の職業をつかんでいる方もいます。 
 一人ひとりがかけがえのない存在だと気づかせられ、音楽の力に感動した時間でした。