5月14日(水)都城市の図書館はまさに未来型図書館!

 第124回九州市長会が、14日都城市で開催されました。

 総務省職員による地方財政や地方税制の動向と課題などの勉強会が行われ、総会では、全国市長会で提案する行政課題などについての議案を討議しました。


 ところで、都城市といえば、焼酎や肉牛で日本一を誇るまちですが、いま注目されているのは市立図書館!視察に行ってきました。


 都城市には百貨店が3店ありましたが、郊外店の進出ですべて撤退。

 中心市街地を活性化させる目的で、ショッピングホールの後を22億円かけて改装して、図書館に生まれ変わらせたというもの。

 そのため、吹き抜けの開放感あふれる空間構成で、コンセプトは「歩いて楽しいストリート」。


 エントランスから入ってすぐの場所にある、「プレススタジオ」は、市民が大事だと思う地域のことを編集・印刷して、オリジナルの冊子や映像などを制作できます。

 「インデックス[さくいん]」コーナーには、キーワードごとに2次元バーコードが付いたスタンプが並べられていて、来館者は気になった言葉を選びノートやメモ用紙に押し、手持ちのスマートフォンなどで読み込むと、館内にある本へと案内されるシステム。

 ショーケースの「見計らい本」というコーナーでは、図書館が購入する前の見本の本が並べられ、市民はケース内に入って見計らい本を手に取り、しおりを挟むなどして投票する。図書館はその人気ぶりを参考にしながら購入する本を決めていくといいいます。

 2階の元々フードコートだった場所は「ティーンズスタジオ」として、10代だけが使える青少年専用スペースとなっています。


 年間100万人の来場者が人気を物語っていますが、本を読むというよりも、本のある空間を楽しめるという場所で、とにかく感動しました!!

 

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