西郷どん市長会②!!

 第123回九州市長会の2日目は、「環境維新のまちづくり」と題して、いちき串木野市の田畑誠一市長さんから発表がありました。
 いちき串木野市では、51%出資の地域電力会社を設立し、30億円にのぼる電力料金が市外に出るのを地域で回し、その収益で住民サービスをというしくみづくりをしています。
 0-2歳児をお持ちの家庭に電力料金を割引する制度や、公民館活動の支援金を出す制度などで、加入者の広がりをはかっています。
 地域電力会社の動きが広がり、各自治体の関心が確実に高くなっていると思いました。
 意見交換会のあとは、霧島市で展開している観光事業を視察しました。
 西郷どんがこよなく愛した日当山温泉郷では、当時滞在していた家を再現した「西郷どんの宿」でその人柄をうかがい、西郷公園では、高さ10.5mという人物銅像では日本一の西郷隆盛像が、富山で放置されていたのを、1億円を超えるお金を若者が集つめて、この地に移したという西郷どんへの思いに触れました。
 そして、鹿児島空港そばの近代焼酎の父・河内源一郎の3代目が跡を継ぐ、麹のテーマパークを訪問し、9割の焼酎に使われているここの麹のさまざまな健康商品は、食と農の施設構想でとても参考になるものでした。
 しっかりと、市長会で学んできたことについて、市政に生かしていきます!!