2月6日(火)主体的、対話的で深い学びを実現する

 平成29年度小郡市三井郡教育研究所の研究報告会が6日、あすてらすで開催されました。
 去年3月に新学習指導要領が公示され、小学校では2年後、中学校では3年後から全面実施となります。主体的、対話的で深い学びの実現に向けた授業の改善を通して、課題解決のための思考力、判断力、表現力などを育むための実践的な取り組みが求められています。
 報告の中では、学校行事などの体験との関連を図り、考え、議論する道徳授業や、討論=ディベートを使い、多面的な見方を広げる力や対話を活用して主体的に考える力を高める国語科の授業を見ることができました。
 これまでは、教師が一方的に知識を生徒に伝え、ひたすら暗記するという「教育」スタイルだったものが、これからは、相手の話を聞いたり自分の考えを発言したりすることで、そこから新たな気づきを得ながら学びを深める、というように大きく転換していきます。
 また、「コミュニティスクール」について、各学校から報告がありました。これからの学校は、地域と共働で経営しながら、子どもを育てていくという共育の取り組みがいよいよ本格化すると感じました。
 忙しい中での研究報告で、先生方も大変なことと思います。新たな教育への過渡期であり、みんなで応援していきたいですね。