九州歴史資料館移転開館10周年記念特別展「福岡の至宝に見る信仰と美」が、6日から始まりました。
開館10周年記念のお祝いを伝えに、秋永教育長とともに、吉田館長を訪ねました。
特別展は、県外に所在する福岡県ゆかりの考古・歴史・美術・工芸などの至宝、名品が里帰りした、この機会ならではの展覧会でした!
福岡藩6代藩主・黒田継高旧蔵、大河内家伝来、鎌倉時代の13世紀に歌人藤原定家が編さんした源氏物語の写本は、旧知の4帖とは別に新発見された「若紫」の帖を特別公開しています。
春日市の紅葉ケ丘遺跡で出土した国重要文化財の銅戈は、奴国の丘歴史資料館所蔵の2本と京都国立博物館所蔵の25本がそろっての展示、また、重要文化財の柳川市清楽寺にあった鎌倉時代の眩いばかりの金陶板両界曼荼羅など、みどころ満載です。
小郡市でこのような至宝を見ることができるのは本当に幸せです。(11月29日までの開催です)