8月31日(金)道路予算は抑えられている!?

 道路整備促進期成同盟会福岡県地方連絡協議会という会議が31日、福岡市内で開催され、国道や地方道の整備を期成会により進めている関係自治体の首長が集まりました。ちなみに、私は本郷基山停車場線建設促進期成会の会長として参加しました。
 意見交換会の中では、国土交通省福岡国道事務所の鈴木通仁所長が「道路整備に関する最近の話題」をテーマに講演されました。講演の中で、道路整備に関わる公共事業費の国家予算の中での推移を説明し、平成2年度からは経済活性化対策などで公共事業が伸びましたが、平成10年からは社会保障費や地方交付金の伸びが著しく、実は、公共事業は低位安定で押さえられているとの説明がありました。
 公共事業=悪者というマスコミの厳しい見方が根強い中で、必要とされる道路整備についての予算確保が大変厳しく、道路予算の確保のためには、整備・新設による経済効果が明確であることが求められています。
 地方にとっては、必要な道路関連予算について、要望を地道に訴えていかなければならないと、国の厳しい事情から、あらためて考える機会となりました。